・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
Q1:まず受診前に必要な事はありますか?
|
A1:
必ず必要なことは、禁煙するぞ!という強い意志です。
節煙や減煙ではありません 。
きっぱりと止めるのです。
最初の決意が不確実だと成功率は下がります。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
Q2:初診日には何をするの? |
A2:
最初に喫煙状況と禁煙治療に関する簡単な問診票をお渡しします。
問診票の記入が終わりましたら診察室に入っていただき禁煙治療の説明をします。
また、呼気中の一酸化炭素の濃度も測定します(タバコに含まれる有害成分の一つです)。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
Q3:医療保険適応の禁煙治療はどこの医療機関でも受けられるの? |
A3:
禁煙治療で医療保険が適応になるのは認可を受けた医療機関だけです。
当医院では医療保険適応の禁煙治療をご利用できます。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
Q4:だれでも医療保険適応の禁煙治療は受けられるの? |
A4:
必ずしも皆さんが医療保険適応となるわけではありません。
問診票の質問に記入する際重要なのは、これまでに一日平均何本のタバコを何年間吸っていたかとういことです。
この本数がある一定量を超えた方が健康保険治療の適応になります。
逆に少ない方は医療保険適応外となりますのでご了承ください。
このように、医療保険の適応には一定の条件があります。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
Q5:禁煙療法って具体的にどうするの? |
A5:
初診日から禁煙開始となりますが、同時にニコチンパッチ(商品名ニコチネルTTS)を処方します。
ニコチンパッチは一日一枚毎日体にはります。
標準的治療法は、初診日に30mgのものを2週間処方します。
2回目再診日には皮膚のかぶれの有無や禁煙状況の確認をして30mgのものをさらに2週間処方します。
3回目再診日には禁煙状況を確認のうえ20mgのものを2週間、4回目再診日は禁煙状況確認し10mgのものを2週間処方します。
5回目再診日は禁煙の成功を確認し今後のアドバイスをします。
このようにニコチンの量を漸減させながら合計5回の診察と8週間の時間をかけてタバコもニコチンパッチも無いところまで治療します。 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
Q6:途中で禁煙できそうなら受診を中断してもいいのですか? |
A6:
このように医師と相談を重ねながら時間をかけてニコチンを漸減させ治療していく、この過程が非常に重要なのです。
途中でニコチンパッチを自己流にはるのをやめたり、はったりはらなかったりしてしまいますと成功率はかなり下がります。
出来る限り標準的治療法を遵守することをお勧めしています。 |